初めてラブライブ!の聖地巡礼をするなら、まずは秋葉原・神田エリアを効率よく巡る王道ルートがおすすめです。
徒歩で回れる範囲に主要スポットが集まっており、半日〜1日あればμ’sの物語を実際に辿ることができます。
この章では、時間のある方・限られた方それぞれに合わせた実践ルートと、迷わないためのGoogleマップ活用法をご紹介します。
【日帰り・徒歩推奨】王道!秋葉原・神田エリア散策ルート(午前・午後)
🌅 午前コース(9:00〜12:30)
スタート地点:JR秋葉原駅 電気街口
9:05 頃|秋葉原UDX
アクセス:JR秋葉原駅 電気街口から徒歩3分
滞在想定:約20分(9:05〜9:25)
アニメ ラブライブ!で登場した、μ’s最大のライバルとして圧巻のパフォーマンスで立ちはだかった『A-RISE』が在学していたUTX学園のモデル地です。
その近未来的な外観は、朝の光が映えるのでおすすめです。
スクールアイドルを知った時の穂乃果を再現するように、あのモニターを見上げながら最初の記念撮影に最適です。
朝9時台は電気街の店舗はまだ開いていませんが、駅前の歩行者デッキやUDX周辺はすでに明るく、撮影・移動に最適な時間帯です。
午前9〜10時台:逆光気味ですが、反射光で外観が美しく映る
9:35|昌平橋(しょうへいばし)
アクセス:秋葉原UDXから徒歩10分
滞在想定:約10分(9:35〜9:45)
アニメ ラブライブ!でたびたび描かれていた昌平橋です。
にこちゃん回である2期4話の「宇宙No.1アイドル」では、にこの家から追い出された8人がここで話し込んでいたのが印象的な場所でした。
そのほかにも、もはや伝説となった2期11話「私たちが決めたこと」では、μ’sが9人で遊びに出かける出発場所もこの近くです。
アニメの展開を思い出すと思いが溢れてしまいそうなほどエモーショナルなこの場所は、神田川と街の風景が重なる人気撮影ポイントです。
晴天時は川面に空が反射し、午前9:30頃は光が柔らかく映えます。
10:00|明神男坂
アクセス:昌平橋から徒歩7分
滞在想定:約10分(10:00〜10:10)
μ’sがラブライブ優勝をめざして日々練習で駆け上がったあの階段のモデルがこの場所です。
彼女たちの始まりからずっと見守ってきた重要な場所です。
体力がある人は実際に登ってみてはいかがでしょうか。くれぐれも周囲の通行には注意してください。坂下から見上げるアングルがおすすめです。
- 通行人(参拝客・地元住民)が多い時間帯は避ける。
- 立ち止まり撮影は階段端に寄る。
- 雨天時は石段が滑りやすいので要注意。
10:15|神田明神
アクセス:男坂を上る場合:徒歩1分 迂回の場合は3分ほど
滞在想定:約45分(10:15〜11:00)
アキバが舞台となる作品では必ずと言っていいほど登場する秋葉原のランドマーク「神田明神」。もちろんラブライブ!にも登場します。
メンバーの東條希ちゃんが巫女服姿で掃除をしている姿が印象に残っている方も多いのではないのでしょうか?
神田明神が実家という設定もあったかと記憶していますが、アニメ版では転勤が多い家庭の子という設定でしたので、おそらく生まれも育ちも秋葉原だった漫画版の設定か・・・?
いずれにしてもこの東條希ちゃんと縁の深い場所なので、のんたん推しの方は是非写真におさめてください。
また、アニメ2期の開幕の名シーンである、穂乃果の「雨やめー!!」も神田明神です。
再現したいお気持ちは重々理解できますが、グッとこらえて節度ある参拝をしましょう。
神田明神内の文化交流館の中に、神田明神カフェ「EDOCCO CAFÉ MASU MASU(江戸っ子 カフェ マスマス)」というカフェがあり、休憩におすすめです。
11:10|竹むら
アクセス:神田明神から徒歩10分
滞在想定:約50分(11:10〜12:00)
アニメ版 ラブライブ!で穂乃果ちゃんの実家である和菓子屋「穂むら」のモデルとなったお店が、ここ「竹むら」さんです。
主人公である穂乃果ちゃんの実家として描かれたこともあり、登場頻度も多く、ラブライブ!を観たことがある人であれば、外観に見覚えがあるかもしれません。
竹むらさんは1930年(昭和5年)に神田須田町で創業した老舗甘味処で、その創業者は本郷三丁目の和菓子店「藤むら」で修業した堀田勇雄さんです。
店名の「竹むら」は、「竹」のようにすくすく成長していくことを願い、修業先であった「藤むら」の名前の一部をもらって付けられたようです。東京都選定歴史的建造物でもある歴史的価値のあるスポットでもあります。
引用 ※出典:食べログ 竹むら (URL:https://tabelog.com/tokyo/A1310/A131002/13000342/)
備考:店内の撮影行為はご遠慮下さい。注文商品の手元での撮影は結構です。(つまり、メニューの撮影もダメ❗️)
12:20|ゲーマーズ本店
アクセス:竹むらから徒歩6分
滞在想定:約40分(12:20〜13:00)
アニメ『ラブライブ!』第1期第3話「ファーストライブ」では、ことほのうみの3人が秋葉原でビラ配りを行うシーンに「AKIHABARAゲーマーズ本店」さんが登場します。
人通りが多く、宣伝に最適なこの場所で、彼女たちはグループの存在を広めようと奮闘。特に海未が“上がり症”を克服しようとする姿が印象的で、μ’sがアイドルとして歩み始める転機を象徴するシーンとなっています。
現実のゲーマーズ本店も、ラブライブ!シリーズの聖地としてファンに親しまれ、コラボ展示や記念イベント、グッズ販売が頻繁に行われています。
作品の舞台としてだけでなく、μ’sとファンをつなぐ“現実と物語の交差点”として、秋葉原巡礼に欠かせないスポットです。
また、せっかくの秋葉原なのだから最新グッズ情報のチェックやお土産探しも忘れてはいけません。ラブライブ!の作品グッズはもちろんですが、その他の好きな作品グッズなども是非GETしましょう!
午後の部を終えたら一度秋葉原駅に戻るので、荷物ができてもコインロッカーなどを活用すれば手荷物にならないのでおすすめです。
🌇 午後コース(13:00〜17:00)
午後は秋葉原駅周辺のショップやコラボカフェを中心に、ゆっくり“推し活”を楽しみましょう。
13:00|秋葉原ラジオ会館
アクセス:秋葉原駅から徒歩1分
滞在想定:約40分(13:00〜13:40)
秋葉原ラジオ会館は、アニメ・ホビー・フィギュアの世界がぎゅっと詰まった“秋葉原カルチャーの象徴”とも言える場所です。
ビル全体がまるごとアニメの聖域で、1階から10階まで各フロアごとに個性ある専門ショップが並びます。
『宇宙船』や『あみあみ』などのショップで限定フィギュア・グッズが手に入るほか、店頭に並ぶ展示やコラボブースで思わず写真を撮りたくなる瞬間にも出会えるはずです。
秋葉原ラジオ会館の雰囲気は、あなたの聖地巡礼を“ただの観光”から“作品の世界に入り込む体験”へと変えてくれる場所です。
建物に一歩足を踏み入れれば、どこか懐かしくエモーショナルな独特の空気が広がります。
階ごとに色が違う世界観、ショーケースに並ぶ推しキャラのフィギュア──まるで自分がアニメの中を歩いているかのような没入感を味わえます。
ここでは、“見る・買う・感じる”がすべて同時に叶います。
お気に入りのグッズを探したり、他のファンと同じ空気を共有したり、初めての聖地巡礼でも安心して楽しめる清潔で明るい空間があなたを迎えてくれます。
秋葉原という街の始まりの地──
聖地巡礼を本気で楽しむなら、まずはこのラジオ会館からスタートしてみてください。
きっと、あなたの中で「作品」と「現実」がひとつにつながる瞬間が訪れます。
13:45|Cure Maid Café
アクセス:秋葉原ラジオ会館から徒歩2分
滞在想定:約45分(13:45〜14:30)
秋葉原の聖地巡礼で欠かせないのが、レジェンド オブ メイド ミナリンスキー様(本名 南ことり)がアルバイトをしていたメイドカフェのモデル地である「Cure Maid Café(キュアメイドカフェ)」さんです。
ここは“メイド喫茶の元祖”としても有名で、クラシカルな内装・落ち着いたBGM・丁寧な接客が特徴です。
アニメの世界そのままの空気が流れる空間はまさに「ミナリンスキー様が今も働いていそう」と感じられるほどアニメそのままの場所です。
テーブル席から眺める店内の照明や木製家具は、上品さと落ち着きを兼ね備えた上質な空間で、おいしくなあれのおまじないなどもなく、シンプルに素敵なカフェです。
推し活の合間にゆっくり美味しい紅茶を味わいながら、旅の余韻に浸る──それだけで聖地巡礼の一日が特別な記憶に変わるはずです。
14:35|ベルサール秋葉原
アクセス:Cure Maid Caféから徒歩4分
滞在想定:約25分(14:35〜16:00)
先程のCure Maid Caféさんとも関連性のある聖地巡礼となりますが、アニメ『ラブライブ!』第9話「ワンダーゾーン」にて、μ’sがメイド姿で“路上ライブ”をした場所のモデル地とされています。
実際にこの場所に立つと、彼女たちが感じていた緊張感や高揚感を追体験できます。
アニメ放送当時には、このアニメ9話放送直後に担当声優さんたちが「ベルサール秋葉原」でシークレットイベントをしたことでも話題になりました。
アニメ第9話「ワンダーゾーン」の思い出と現実の街が交わる奇跡の場所で、μ’sの“最初の路上ライブ”の現地に立つ体験を感じてください。
ここでカメラを構えた瞬間、「きっと不思議な夢がはじまる」かもしれません。
16:05|アニメイト秋葉原店
アクセス:ベルサール秋葉原ら徒歩3分
滞在想定:約55分(16:05〜17:00)
秋葉原巡礼の締めくくりにふさわしいのが、すべてのアニメファンにとっての聖域といっても過言ではない「アニメイト秋葉原店」さんです。
ここは、μ’sやAqours、Liella!といったラブライブ!シリーズのグッズはもちろん、日本が誇るアニメというアニメのグッズや漫画が集結する、日本屈指のアニメ専門店です。
2022年12月からは、「アニメイト秋葉原2号館」がオープンし、「アニメイト秋葉原1号館」が2号館の隣に移転してグランドオープンし、ますますパワーアップ。
フロアごとに様々なカテゴリーのグッズが取り揃えられ、入口をくぐった瞬間からオタクたちにとっての“夢の世界”が広がります。
訪れるメリットは、作品の“熱”をリアルに感じられること。
無数に陳列されたグッズや限定展示の前で、同じ作品を愛するファンたちと同じ空気を共有できる――それはまさに「聖地巡礼の到達点」。
推しキャラのグッズを手にした瞬間、その日一日の聖地巡礼がひとつのストーリーとして完成します。
アニメイト秋葉原店は、買い物を超えた“体験”の場。
μ’sの思い出を形に残したい人も、推し活デビューを果たしたい人も、この場所を訪れればきっと胸が高鳴るはずです。
17:00|行程終了!
お疲れ様でした!あとは気になったお店やスポットを巡ってさらに思い出を深めましょう!
この後の晩御飯に備えてお店をピックアップしておくのもおすすめです。
晩ごはんを求めてカレーの聖地 神保町方面へ散策
秋葉原の街や少しディープな路地裏を抜けながら神保町へ向かい、晩ごはんにカレーはいかがでしょうか?
【1泊2日プラン】MV・劇場版スポットを網羅する充実コース
1日目:秋葉原・神田エリア集中
1日目は前述した聖地巡礼コースを参考に秋葉原・神田エリアを徹底的に満喫しましょう!
ホテルは秋葉原周辺で探すか、2日目のスタート地点となる東京駅にアクセスしやすい場所で探すと便利です。
1日目で買ったグッズなどを預けておけるように、コインロッカーなどの場所もチェックしておくと旅がグッと楽になります。
2日目:アニメ・MV関連スポット巡り
10:00 |JR東京駅 丸の内北口
アクセス:JR秋葉原駅 から電車で4分
滞在想定:約30分(10:00〜10:30)
おはようございます!
2日目も張り切ってアニメ ラブライブ! の聖地巡礼に出かけましょう!
まず訪れるのが、アニメ1期 10話「先輩禁止!」で、真姫ちゃんの別荘へ合宿に出発する前に集まっていた場所です。
駅の名物フォトスポットでもある改札前広場の天井も細かく描かれていました。
当然ですが、こちらは公共の場所であり、日々多くの人が往来している交通の要所でもあります。
他の人の邪魔にならないよう、また、他の人がはいった写真をSNSなどにアップしないようにくれぐれも注意しましょう。
2日目は電車などを使った移動がメインになるので、この時間に飲み物の調達をしたり、荷物を預けたりしておきましょう。
11:10 |羽田空港 第2ターミナル
アクセス:東京駅 から電車・モノレールなどで約40分
滞在想定:約20分(11:10〜11:30)
我らがアイドル「南ことり」がセンターを飾る μ’s 5thシングル「Wonderful Rush」のMVにも描かれた場所として知られています。
当日は集合場所に現れないことりちゃんから始まりますが、皆様はくれぐれも忘れ物にはご注意ください。
余談のようになってしまいますが、「Wonderful Rush」のMVでは、羽田空港の他にも、関西空港もモデル地として描かれています。関西空港へも訪れる機会がありましたら是非MVに出ていたポイントを探してみてくださいね。
こちらも交通の要所ですので、ある程度の混雑が予想されます。他の人の邪魔にならないよう注意しましょう。
12:00 |ウエストプロムナード(ヒルトン東京お台場前)
アクセス:羽田空港第2ターミナルからリムジンバスで約30分
滞在想定:約12:00〜13:30)
お台場の海沿いに広がる「ウエストプロムナード」は、μ’sの3rdシングル『夏色えがおで1,2,Jump!』にて、MVステージのモデル地とされています。
MVでは両脇に花が咲き乱れ観覧車やら夜景やらがばちばちに描かれていましたが、実際の場所は落ち着いた場所になっているので、まったり巡るのにおすすめです。
ここを訪れることで、“夏色えがおで1,2,Jump!の中のステージに立っていたμ’sの感覚”を追体験できる点にあります。MVの中で楽し気に歌い踊っていた彼女たちが見ていたかもしれない景色を眺めながら聞く『夏色えがおで1,2,Jump!』は、また違った感情を誘ってくれるような気がします。
すぐそばにはアクアシティやヒルトン東京お台場があり、聖地巡礼後の休憩や宿泊にも便利な場所となっています。
気が付いたらお昼の時間となっているのではないでしょうか。
ここで腹ごしらえをして午後の聖地巡礼に備えましょう!
14:20 |晴海客船ターミナル
アクセス:公共交通で約50分
滞在想定:約14:20〜15:00)
アニメ『ラブライブ!』2期の第12話「ラストライブ」、μ’sが目標としていたラブライブに辿り着き、まさにラストライブを行った場所――そのモデル地が「晴海客船ターミナル」とされています。
海を望む広いデッキ、幾何学模様のタイル、空へ向かって開けた景色。どこを切り取っても、あの感動のステージシーンが彷彿とさせる光景です。
当時μ’sは海側を背にしてライブをしていたので、海を眺めるように立つことであの日ファンが見ていた彼女たちの雄姿に思いを馳せることができます。
この場所を訪れる最大の魅力は、“μ’sの終わりと新しい旅立ちを自分の目で確かめられること”。
作中では「海上特設ステージ」として描かれましたが、実際に立ってみると、風の音と波の反射がまるで観客の歓声のように響き、あの日の空気が胸によみがえります。
夕刻になると、東京湾越しに沈む夕日がターミナル全体をオレンジ色に染め、ラストライブのラストシーンを彷彿とさせる絶景に。
ファンにとって、ここは“μ’sが夢を叶えた最終地点”であり、“我々ファンが聖地巡礼を通じて想いを繋ぐ場所”なのです。
15:40 |東京駅 丸の内北口・行幸通り
アクセス:公共交通で約40分
滞在想定:約15:40〜16:00)
いよいよこの聖地巡礼も最後の目的地となりました。
日没が早い冬場は夕暮れの東京駅を背にライトアップが始まる行幸通りが現れます。
日中に見た赤レンガの駅舎とは違い、夜の光に包まれたその姿はまるでステージそのもの。
そうです。ビルの窓明かりと街路樹の灯りが反射して美しいこの場所は、穂乃果たちが白い息と共に歌い踊ったμ’sの2ndシングル「Snow halation」のモデル地とされる場所です。
12月からはイルミネーションが行幸通りを照らし、より一層幻想的な雰囲気に包まれますので、タイミングが合う方は是非冬を狙って訪れてみてはいかがでしょうか
この場所を再び訪れることで、あなたの聖地巡礼は“追体験”から“共鳴”へと変わります。
東京の夜に降る光の粒を、μ’sの歌声とともに感じてください。
Googleマップ連動で迷わない!巡礼ルートの作り方
スマートフォンのGoogleマップを使えば、初めてでもスムーズに巡礼が可能です。
- 訪問予定スポットを「保存」または「★スター」登録
- 「マイマップ」機能を使い、自分専用の聖地巡礼マップを作成
- 各ポイントにメモとして「撮影構図」や「営業時間」を記入
- 徒歩ルート表示で所要時間を確認
- 事前にストリートビューで現地の様子をチェック
⚡ オフラインマップをダウンロードしておけば、通信が不安定な場所でも安心。
🔋 モバイルバッテリーと予備ケーブルは必携です。
巡礼効率アップのワンポイント
- 坂道と階段が多いため、歩きやすい靴を選ぶ
- 撮影順を逆にすると人の流れを避けられるので参考までに(午後→午前ルート)
- 天候別プランを用意しておく(雨天時は屋内施設中心に)
- 神社行事・イベント開催日は混雑に注意
🌸 次の章では、巡礼をさらに彩る「グルメ&カフェ巡り」情報をお届けします。
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観光業界で働きながら、日本各地の聖地巡礼情報を発信しています。
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